寝違えの原因と治し方|朝の首の痛みを整形外科医が解説|世田谷区の整形外科
世田谷区豪徳寺の整形外科専門医が、寝違えについて解説します。「朝起きたら首が動かない」「振り向けない」「下を向くと激痛が走る」——誰でも一度は経験する寝違えですが、対処法を間違えると治りが遅くなることがあります。
寝違えとは
就寝中の不自然な姿勢が長時間続くことで、首〜肩の筋肉や靭帯に微細な炎症が起こり、起床時に強い痛みと運動制限が生じる状態です。正式には急性頚部痛・頚部筋筋膜炎などと呼ばれます。
主な症状
- 朝起きた瞬間からの首の痛み
- 振り向けない・下を向けない
- 特定の方向に動かすと激痛が走る
- 首から肩・背中にかけてのこわばり
原因・なりやすい状況
- 就寝時の不自然な姿勢(うつ伏せ・腕枕など)
- 枕の高さが合っていない
- 前日の長時間のデスクワーク・スマートフォン使用
- 体の冷え
- 過度な飲酒で熟睡中に姿勢を変えられなかった
正しい対処法
1. 最初の2日間は「冷却」がおすすめ
炎症が起きている急性期に温めると痛みが強くなることがあります。発症直後〜48時間程度は、保冷剤をタオルで巻いて10〜15分ずつ冷やすのが効果的なことが多いです。
2. 無理に動かさない・マッサージしない
炎症が起きているところを揉んだり、強くストレッチしたりすると悪化することがあります。痛い方向への無理な動きは避けてください。
3. 消炎鎮痛剤の内服・湿布
市販の消炎鎮痛剤や冷感湿布も有効です。痛みが強い場合は整形外科を受診してください。
4. 痛みが落ち着いてきたら軽く動かす
炎症が落ち着いた段階(おおむね2〜3日後以降)で、痛みの出ない範囲で軽く動かすことが回復を助けることが知られています。
回復の目安
- 軽度:1〜2日で改善
- 中等度:3〜7日で改善
- 重度:1〜2週間程度
多くの寝違えは1週間以内に自然軽快しますが、2週間以上続く場合や、しびれを伴う場合は他の疾患(頚椎椎間板ヘルニアなど)の可能性もあるため受診をおすすめします。
予防
- 枕は首のカーブに合った高さを選ぶ
- 就寝前の長時間スマホ・PCを控える
- 就寝中に体が冷えないようにする
- 定期的に首のストレッチを行う
- 過度な飲酒を避ける
受診の目安
- 2週間以上痛みが続いている
- 腕や手のしびれを伴う
- 痛みが強くて仕事や日常生活に支障がある
- 繰り返し寝違える
当院での診療
豪徳寺整形外科クリニックでは、寝違えの正確な評価と治療を行っております。長引く首の痛み・しびれを伴う場合はX線検査や必要に応じてMRI紹介で他疾患との鑑別も可能です。
📍世田谷区豪徳寺・小田急線豪徳寺駅徒歩2分
🏥 豪徳寺整形外科クリニック
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