アキレス腱断裂|中高年スポーツで多発する突然の激痛、原因と治療法を整形外科医が解説|世田谷区の整形外科
世田谷区豪徳寺の整形外科専門医が、アキレス腱断裂について解説します。「テニスやバスケのジャンプで突然ふくらはぎを蹴られたような衝撃」「ブチッと音がして歩けない」——アキレス腱断裂は、中高年が久しぶりにスポーツをする時に発生しやすい怪我です。
アキレス腱断裂とは
ふくらはぎとかかとをつなぐ「アキレス腱」が、ジャンプや急なダッシュなどの強い負荷で完全に切れてしまう疾患です。30〜50代男性に多く、運動不足から急にスポーツを再開した時に多発します。
主な症状
- 受傷時のブチッ・パンッという音(多くの方が経験)
- 「ふくらはぎを後ろから蹴られた」ような衝撃
- つま先立ちができない
- 歩行困難(ぺたぺたと足を引きずる歩き方)
- アキレス腱の凹み(触ると断裂部に陥凹)
- 意外にも痛みは強くないことがある
なりやすい人・状況
- 30〜50代の男性
- 普段運動していない方が、休日にテニス・バスケ・バドミントンなどを行う
- ウォーミングアップ不足
- 運動会・スポーツ大会・ゴルフのスイング
- 過去にアキレス腱炎・腱障害があった方
診断
- トンプソンテスト:うつ伏せでふくらはぎを握り、足首が動かなければ陽性
- 触診:アキレス腱の凹みを確認
- 超音波エコー検査:断裂部位と断裂幅を可視化
- 必要に応じてMRI検査
治療法
1. 保存療法
- つま先を伸ばした状態(尖足位)でギプス固定または装具固定
- 段階的に足首の角度を調整しながら6〜8週間固定
- その後リハビリで筋力・可動域を回復
- スポーツ復帰までは半年程度の目安
2. 手術療法
- 断裂部を縫合する手術(経皮的縫合 or 直視下縫合)を専門医療機関で実施
- 術後早期から装具を用いたリハビリ開始
- 再断裂率が保存療法より低いとされ、スポーツ復帰希望者に適しています
- スポーツ復帰までは4〜6ヶ月程度の目安
受傷時の応急処置
- つま先を伸ばした状態(尖足位)で固定する
- 歩かない(無理に歩くと断裂が広がる)
- 氷で冷却
- できるだけ早く整形外科を受診
予防のポイント
- 運動前は必ずウォーミングアップ(特にふくらはぎ・アキレス腱のストレッチ)
- 急な激しい運動を避ける(段階的に強度を上げる)
- 運動の頻度を週1〜2回以上にして、体を慣らす
- アキレス腱周囲の違和感がある時は無理しない
当院での診療
豪徳寺整形外科クリニックでは、超音波エコー検査による迅速な診断と、保存療法の対応を行っております。手術が必要と判断される場合は、信頼できる連携医療機関へ速やかに紹介いたします。突然のふくらはぎの衝撃や、つま先立ちができない症状がある場合は、お早めにご相談ください。
📍世田谷区豪徳寺・小田急線豪徳寺駅徒歩2分
🏥 豪徳寺整形外科クリニック
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