骨を守る!ビタミンDのチカラ
骨を守るカギは「ビタミンD」
〜骨密度だけじゃない!骨の質も大切に〜
なぜビタミンDが大切なの?
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨にしっかりと取り込むために必要な栄養素です。筋肉にも作用しており、不足すると筋力の低下や転倒につながると考えられています。免疫との関わりなど、骨以外への働きについても研究が進められており、全身の健康維持に関わる栄養素です。実は、日本人の多くがビタミンD不足であることがわかっています。日本人成人5,518名:98%が不足(血中25(OH)D 30ng/mL未満)、80%が欠乏(20ng/mL未満) Miyamoto H, Saito M et al, J Nutr, 2023
こんな方は要注意!
- 50歳以上の女性(閉経後)
- やせ型の女性・極端なダイエットをしている方
- 日光に当たる時間が短い方(屋内中心の生活、日焼け止めの常用など)
- 魚やキノコが苦手な方
- 糖尿病・腎臓病・ステロイド治療中の方
- 骨折の既往がある方、家族に骨粗しょう症の人がいる方
骨を強くする3つのポイント
- 骨密度:カルシウムの量。骨量の指標。
- 骨質:骨のコラーゲンの質や構造。劣化すると「もろい骨」に。
- 骨強度:密度と質の総合力。骨折リスクに最も直結する指標。
いくら骨密度が高くても、骨質が悪いと骨折リスクは高くなります!
AGEs(終末糖化産物)って知ってますか?
AGEsとは、体内で余分な糖とタンパク質が結びついてできる「老化物質」のこと。AGEsが骨のコラーゲンに蓄積すると、骨の弾力が失われ「サビた鉄筋のような状態」になります。糖尿病や高血糖状態が続くと、骨の質が落ちて骨折リスクが高まります。
骨粗しょう症の治療に使う活性型ビタミンD3製剤(お薬)には、骨のコラーゲンへのAGEsの蓄積を抑える可能性が、動物実験などで報告されています。ただし、食品やサプリメントでビタミンDを摂ることで同じ効果が得られるかどうかは、まだ十分にわかっていません。まずはビタミンDが不足しない状態を保つことが、骨の健康を守る基本になります。
保険でできるビタミンD検査
当院では、原発性骨粗しょう症と診断された方について、「25(OH)D」という血中ビタミンDの測定を、お薬による治療方針を決める際に1回に限り保険で実施できます。ビタミンDの不足は骨密度だけでなく骨質の低下にもつながるため、検査結果をもとに治療方針や補充の必要性を判断します。
日常生活でできること
- 週2〜3回の軽い日光浴(顔や手でOK/15分〜30分)
- サケ・サバ・イワシなどの魚、干しシイタケなどのキノコ類を意識して食べる
- ビタミンD強化食品(牛乳、ヨーグルトなど)も有効
- 必要に応じて医師と相談しサプリメントの活用も
まずは検査から。お気軽にご相談ください。
豪徳寺整形外科クリニックでは、骨密度測定・血液検査・必要に応じた画像診断により、あなたの骨の「量」と「質」を評価します。
骨の健康を守る第一歩は、「知ること」から。年に一度は骨チェックを。
豪徳寺整形外科クリニックの受診をご希望の方へ
- 所在地:東京都世田谷区豪徳寺2-31-8
- アクセス:小田急線「豪徳寺駅」徒歩5分/東急世田谷線「山下駅」徒歩5分
- 診療時間:平日 9:00-12:00 / 14:30-18:30、土曜 9:00-12:00(午前のみ)
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※当院の予約は時間帯予約制(30分幅)です。予約なしでも受診可能ですが、混雑状況によりお待ちいただく場合があります。


