ロキソニン・セレコックス・ボルタレンの違いを整形外科専門医が解説!

【整形外科コラム】痛み止めってどれが効くの?ロキソニン・セレコックス・ボルタレンの違いを解説!

はじめに:痛み止めの種類、いろいろあって迷いませんか?

整形外科でよく使われる「痛み止め」には、ロキソニン・セレコックス・ボルタレンといった薬があります。
どれも痛みを和らげてくれる薬ですが、それぞれに「得意な痛み」や「副作用の出やすさ」があるのをご存じですか?

今回は、患者さんからもよく質問される「この痛み止め、何が違うの?」という疑問にお答えします。

3つの痛み止めを比較!

薬の名前成分名効果の強さ胃へのやさしさ持続時間特徴・向いている症状
ボルタレンジクロフェナク強いやや強い副作用あり中程度(6〜8時間)急な強い痛み(ぎっくり腰、関節痛など)に効果的
ロキソニンロキソプロフェン中くらい中程度比較的短め(4〜6時間)頭痛・生理痛・ケガの痛みなど幅広く対応
セレコックスセレコキシブややマイルド胃にやさしい長め(12〜24時間)関節の慢性痛(変形性膝関節症、腰痛など)におすすめ

それぞれの薬の特徴

🔥ボルタレン(ジクロフェナク)

  • 効き目が強く、即効性あり!
  • 激しい痛みや腫れがあるときにピッタリ
  • 胃や腎臓への負担があるため、短期使用が基本
  • 座薬や湿布タイプもあります

⚖️ロキソニン(ロキソプロフェン)

  • バランスの良い痛み止めで、幅広い痛みに対応
  • 頭痛・腰痛・生理痛・歯の痛みなどに使いやすい
  • 胃が荒れやすい人は胃薬と併用することも

🌿セレコックス(セレコキシブ)

  • 胃にやさしいタイプの痛み止め
  • 慢性の痛みに向いており、長期使用しやすい
  • 高齢の方や、胃腸が弱い方におすすめ

「効き目の感じ方」は人それぞれ

「ボルタレンが一番効いた気がする」「ロキソニンが合っていた」など、痛み止めの“効きやすさ”には個人差があります。
痛みの種類(ズキズキする、重だるい、炎症がある など)によって、合う薬が変わってくることもあります。

整形外科医がすすめる使い分けのポイント

  • 激しい痛みには:ボルタレン(短期間)
  • 日常的な痛みには:ロキソニン(万能型)
  • 胃が弱い方・慢性の痛みには:セレコックス(長期向き)

体質や持病によって選び方は変わりますので、自己判断ではなく医師と相談しながら使うことをおすすめします。

まとめ:痛みとうまく付き合っていくために

痛み止めはあくまでも「症状を和らげる薬」です。
痛みの原因そのものを改善するには、リハビリや生活習慣の見直しが大切です。

当院では、患者さん一人ひとりに合ったお薬の選び方を丁寧にご提案します。
「この痛みに効くのはどれ?」「長く飲んでも大丈夫?」といった疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。