テニス肘（外側上顆炎）

テニス肘（外側上顆炎）

テニス肘（外側上顆炎）は、肘の外側にある腱が炎症を起こす病気です。手首や前腕を使いすぎることで、特にテニスやゴルフなどのスポーツ、日常生活での手のひらを下に向けて重い物を持つ動作でよく見られます。名前に「テニス」とありますが、上記の通りテニスをしなくても日常生活でも発症します。

主な原因

• テニスやゴルフのラケットやクラブを強く振る
• 重い物を繰り返し持ち上げる
• パソコンやスマホを長時間使う
• 反復的な手作業（例えば、大工仕事）
• 手のひらを下に向けた状態で物を掴んで持ち上げる

主な症状

• 肘の外側が痛む
• 物を持ったり、腕を伸ばしたりすると痛みが増す
• 指を握ったり力を入れると痛む

治療方法

1. 休養: 使い過ぎを避けて、腕を休ませる
2. アイス: 冷やして炎症を抑える
3. リハビリ: ストレッチや運動で筋肉を強化
4. 薬: 痛み止めで痛みを和らげる
5. サポーター: 腱への負担を減らすためにサポーターを使う

予防方法

• 適切なフォームで運動する
• 長時間腕を使うときは休憩を取る
• 使う道具が自分に合っているか確認する
• 肘から下の筋肉のストレッチを行う

　  早めの対応をすれば回復しやすいので、痛みを感じたら早めに対処しましょう。

平野