弾発股(だんぱつこ)について  世田谷区/豪徳寺整形外科クリニック

股関節を曲げたり伸ばしたりするときに「パキッ」「ポキッ」と音がしたり、関節が引っかかるように感じることはありませんか?これは『弾発股(だんぱつこ)』と呼ばれる症状です。

弾発股は、特にスポーツやダンスをしている10代〜20代の若い方によく見られます。ほとんどの場合、股関節周囲の筋肉や腱が骨の出っ張りを乗り越えるときに生じる現象で、痛みを伴わないことも多く、必ずしも病気とは限りません。

弾発股のタイプ

主に2つのタイプがあります。

  • 外側型(お尻や太ももの外側) 股関節外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という組織が、大腿骨の外側(大転子)を乗り越える際に生じます。
  • 内側型(股関節の前側、鼠径部) 腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉の腱が骨盤の前側の骨を乗り越えるときに生じます。

治療や対策は必要?

音だけで痛みがない場合は、特別な治療は必要ありません。心配せず経過を見ても大丈夫です。

ただし、以下のような場合は治療が必要です。

  • 痛みが強い
  • 動きにくさがある
  • スポーツや日常生活に支障がある

その場合は、股関節のストレッチやリハビリ、必要に応じて専門的な治療を行います。

当院では詳しく診察し、必要に応じてエコー検査やMRI検査で原因を特定します。気になる症状がある方は、遠慮なくご相談ください。