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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

ステロイド注射ガイド

Steroid Injection Guide
炎症を素早く抑える注射の効果と注意点

関節や腱の炎症を素早く強力に抑える注射です。
飲み薬よりもピンポイントで効くのが特徴で、痛みや腫れがひどいときに使います。
五十肩、ばね指、テニス肘、痛風発作、変形性関節症など幅広い疾患に使われます。
ただし頻繁に打ちすぎると軟骨や腱に影響が出ることがあるため、回数と間隔の管理が大切です。

1
炎症が起きている場所を特定

診察やエコーで痛みの原因となっている関節・腱を正確に把握します

2
ステロイド薬を患部に直接注射

局所麻酔薬と混ぜて注射し、炎症を強力に抑えます

3
炎症物質の産生をブロック

炎症を引き起こす物質の産生を抑え、痛みと腫れを軽減します

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効果が数日〜数ヶ月持続

製剤の種類により、即効性のものから長期持続型まで使い分けます

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五十肩(肩関節周囲炎)の夜間痛
🖐️
ばね指・腱鞘炎・ドケルバン病
🦵
変形性膝関節症の急性悪化
🖐️
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
🔥
石灰沈着性腱板炎・痛風発作など激しい炎症
💪
ケナコルト-A
長期持続型。数週間〜数ヶ月効果が続く。関節注射に多用
リンデロン懸濁注
即効性に優れる。効果持続は2〜3週間程度
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デポメドロール
長期作用型。肩や膝の注射によく使われます
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デカドロン
非常に即効性が高いが持続は数日。急性期に
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ヒアルロン酸(別カテゴリ)
ステロイドではない。関節の潤滑改善。ステロイドに比べ副作用は比較的少ないが、注射後の痛み・腫れや、まれに感染が起こることがある
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エコーガイド下注射
超音波で見ながら正確に注入。腱や神経を避けて投与できます
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症状に応じた適切な製剤を選びます

効果の現れ方は製剤によって異なり、即効性のデカドロンから長期持続のケナコルトまで様々です。当クリニックでは症状や部位に応じて適切な製剤を選択し、局所麻酔薬と混合して注射を行います。必要最小限の回数と量で慎重に施行しています。なお効果は多くの場合一時的で、原因そのものを治す治療ではありません。

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ステロイド注射の副作用と注意点
①関節軟骨への影響:投与間隔は原則2週間以上、同じ部位への注射は年3〜4回程度までにとどめます。②ステロイドフレア:注射後に一時的に痛みが増すことがあります。③感染リスク:まれに化膿性関節炎などを起こすことがあるため無菌操作で行い、注射する部位やその周囲に感染がある場合は行いません。④皮膚萎縮・色素脱失:注射した部位の皮膚がへこんだり色が抜けたりすることがあり、皮膚の薄い手指などでは慎重に行います。⑤腱が弱くなること:腱鞘内への繰り返しの注射で腱が断裂することがあり、アキレス腱への注射は原則行いません。⑥血糖上昇:糖尿病の方は注射後に血糖が上がることがあるため医師に相談してください。

💡 覚えておきたいこと

  • ステロイド注射は「炎症を抑える」治療で、原因そのものの解決ではありません
  • 注射後に一時的に痛みが増すことがありますが、通常1〜2日で落ち着きます
  • 同じ部位への注射は年に3〜4回が上限の目安です
  • 注射と並行して、リハビリや原因の治療を進めることが大切です