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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

シンディング‐ラルセン‐ヨハンソン病

Sinding-Larsen-Johansson Disease
成長期のスポーツキッズに起こる「膝のお皿の下端の痛み」

成長期(小学校高学年~中学生)に起こる膝の痛みです。
膝のお皿(膝蓋骨)の下端部分に痛みが出るのが特徴で、オスグッド病とよく似ていますが痛む場所が少し違います。
ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツで、お皿の下端に小さなダメージが蓄積することで起こります。

1
成長期で骨がまだ柔らかい

お皿の下端にある骨端核はまだ完全に硬くなっていません

2
太ももの筋肉が引っ張る

大腿四頭筋の強い力が膝蓋腱を通じてお皿の下端を引っ張ります

3
ジャンプ・ダッシュの繰り返し

練習量が多いと繰り返しのストレスが蓄積します

4
お皿の下端に炎症が起こる

骨端核にダメージが蓄積し、痛みや腫れが出ます

🏀 バスケ 🏐 バレー ⚽ サッカー 📈 急な練習量増加 🧒 小学高学年~中学生
😣
お皿の下端(下のとがった部分)を押すと痛い
🏃
ジャンプ・ダッシュ・階段で悪化
🔥
運動後に腫れや熱感がある
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押すと痛い(圧痛)
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活動調整
ジャンプ・ダッシュを制限し、痛みの出ない範囲で活動
🧊
アイシング
練習後に膝を冷やして痛みをやわらげます
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ストレッチ
大腿四頭筋・ハムストリング・腸腰筋の柔軟性を回復
🏋️
筋力強化
大腿四頭筋・股関節周囲・体幹を段階的に強化
🩹
テーピング・ベルト
膝蓋腱ベルトやテーピングで膝への負担を軽減
🎯
着地動作改善
膝に負担の少ない着地フォームを指導します
🌱

多くは成長とともに落ち着き、後遺症なく復帰できることが多い病気です

軽症なら数週間、運動量が多い場合は1~3か月程度、長引くときはそれ以上かかることもあります。SLJは成長が終わる頃までに自然に落ち着くことが多い病気で、活動調整とリハビリを計画的に進めれば後遺症を残さず復帰できることが多いとされています。復帰の条件は「安静時・日常生活・ジョグで痛みゼロ」「片脚スクワット10回で痛みなし」が目安です。手術が必要になることはほとんどありません。

💡 成長期の膝を守るために

  • 痛みを我慢しての練習を続けると、症状が長引きやすくなります
  • 練習量の増加は週10%以内を目安にしましょう
  • 十分な睡眠・栄養(たんぱく質・カルシウム・ビタミンD)を
  • 2週間以上痛みが続く場合は、整形外科の受診をおすすめします