Sinding-Larsen-Johansson Disease
成長期のスポーツキッズに起こる「膝のお皿の下端の痛み」
成長期(小学校高学年~中学生)に起こる膝の痛みです。
膝のお皿(膝蓋骨)の下端部分に痛みが出るのが特徴で、オスグッド病とよく似ていますが痛む場所が少し違います。
ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツで、お皿の下端に小さなダメージが蓄積することで起こります。
お皿の下端にある骨端核はまだ完全に硬くなっていません
大腿四頭筋の強い力が膝蓋腱を通じてお皿の下端を引っ張ります
練習量が多いと繰り返しのストレスが蓄積します
骨端核にダメージが蓄積し、痛みや腫れが出ます
軽症なら数週間、運動量が多い場合は1~3か月程度、長引くときはそれ以上かかることもあります。SLJは成長が終わる頃までに自然に落ち着くことが多い病気で、活動調整とリハビリを計画的に進めれば後遺症を残さず復帰できることが多いとされています。復帰の条件は「安静時・日常生活・ジョグで痛みゼロ」「片脚スクワット10回で痛みなし」が目安です。手術が必要になることはほとんどありません。