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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

肩の4つの病気

Other Shoulder Disorders
石灰性腱板炎・上腕骨近位部骨折・肩関節脱臼・変形性肩関節症

肩の痛みと一口に言っても、原因はさまざま。代表的なのは石灰性腱板炎・上腕骨近位部骨折・肩関節脱臼・変形性肩関節症の4つです。
それぞれ原因も治療法も大きく異なり、最初の判断を誤ると後遺症が残ることがあるため、初期診断がとても重要です。
当院ではエコーを活用し、その場で原因を絞り込んで治療まで進めます。

1
石灰性腱板炎

腱板にカルシウム塩(ハイドロキシアパタイト)が沈着し、突然激しい炎症と痛みを起こす

2
上腕骨近位部骨折

転倒して手をつくなどで肩の根元の骨が折れる。高齢者に多い

3
肩関節脱臼

スポーツや事故で強い力がかかり、肩の関節が外れる。若い方の再発が多い

4
変形性肩関節症

加齢で関節軟骨がすり減り、痛みと可動域制限が進行する

👵 中高年 🤸 転倒・落下 🏉 ラグビー・柔道 🦴 骨粗鬆症 🧗 若年での脱臼歴
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きっかけなく突然の激痛(石灰性)
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夜眠れないほどの痛み
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転倒後の腫れ・動かせない
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腕がはずれた感覚/繰り返す脱臼
🪟
じわじわ可動域が狭くなり、髪を結ぶ・服を着替える動作がつらい(OA)
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飲み薬
ロキソニン・カロナール等で炎症と痛みを抑えます。ロキソニンは胃・十二指腸潰瘍のある方、解熱鎮痛薬で喘息発作が出たことのある方(アスピリン喘息)には使用できません
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関節注射
ステロイドやヒアルロン酸を炎症部に直接届けます。注射する部位やその周囲に感染がある場合は行いません。投与間隔は原則2週間以上あけ、回数を絞って行います
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エコー下石灰吸引
針で石灰を吸い出すと劇的に改善することがある
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リハビリ
可動域訓練と腱板トレーニングで再発を予防
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徒手整復・固定
脱臼は早急に整復し、3週間以上放置を避ける
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手術・人工肩関節
髄内釘・プレート固定や、必要に応じて人工肩関節置換。当院は手術施設ではないため提携医療機関へご紹介します
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多くは保存治療で改善しますが、適切な初期診断が決め手

石灰性腱板炎は1〜2週で石灰が消えることもあり、上腕骨近位部骨折の約8割は手術不要です。脱臼を3週間放置すると手術が必要になりやすく、若年者の初回脱臼は再発予防のためにMRI評価が推奨されます。

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人工肩関節:通常型とリバース型の違い。
腱板が機能している方には「通常型」、腱板断裂が大きい方には三角筋を主に使う「リバース型」が選ばれます。リバース型は日本では原則70歳以上が対象です。患者さんの年齢・腱板の状態によって最適な機種を選びます。

💡 覚えておきたい4つのこと

  • 突然の激痛は石灰性、転倒後の痛みは骨折を疑う
  • 脱臼は時間との勝負。3週間以上放置しない
  • 若い方の脱臼はMRIで再発リスクを評価する
  • 「最初の判断」が予後を大きく分けます。早めに整形外科でエコーを含めた診察を受けましょう