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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

子どもに多い整形外科の病気

Common Pediatric Orthopedic Conditions
「これって成長痛?」と迷ったら知っておきたい6つの代表疾患

大人と違い、子どもは骨や関節が「成長している途中」。同じ症状でも背景は全く違います。
「腕を動かさない」「足を引きずる」「膝が痛い」と訴えたとき、年齢ごとに疑うべき疾患がある程度決まっています。
早めに気づけば多くは手術せずに治り、見逃すと変形につながるものもあります。

1
2〜6歳:肘内障

大人が手を引っ張ったあと急に腕を動かさなくなる「腕の関節のズレ」

2
3〜10歳:単純性股関節炎

風邪のあとに足を引きずる。多くは数日〜1週間で自然に治る

3
4〜10歳男児:ペルテス病

大腿骨頭への血流が一時的に途絶え、長期のリハビリ管理が必要

4
10歳以上:大腿骨頭すべり症

太ももの骨の先端がズレる。放置すると変形・手術になりやすい

👦 男児(ペルテス) 🤧 風邪のあと ⚽ スポーツ少年 🤝 手を引っ張られた直後 📈 思春期スパート期
🤚
急に腕を動かさなくなった(肘内障)
🦶
足を引きずって歩く
🦵
股関節や膝の痛みを繰り返す
🌙
夜に「足が痛い」と泣く
運動後に膝の下や踵が痛む(オスグッド病・シーバー病)
🤚
肘内障(2〜6歳)
医師が整復するとその場で動かせるように
🦠
単純性股関節炎
風邪のあとに発症。多くは1週間以内に自然に軽快。発熱があれば化膿性股関節炎の除外が必要
🩻
ペルテス病
骨頭への血流障害。長期のリハビリ管理が必要
📐
大腿骨頭すべり症
10歳以上。早期の手術で変形を防ぐ
🦵
オスグッド病
運動部の膝下の痛み。安静とストレッチで改善
👟
シーバー病
小学生のかかとの痛み。インソール・運動量調整
🌱

多くは安静と段階的な運動指導で良くなります

肘内障は整復で即改善、単純性股関節炎は数日〜1週間で軽快します。オスグッド病・シーバー病は安静とストレッチで多くが改善。一方、ペルテス病や大腿骨頭すべり症は早期診断が予後を大きく左右します。

🚨

こんな時は迷わず受診を。
「足を引きずって2日以上戻らない」「夜に痛みで目を覚ます」「股関節を動かすと泣くほど痛がる」「片足に体重をかけられない」「発熱を伴って股関節や膝を痛がる」── これらは見逃すと変形に繋がる疾患のサインかもしれません。レントゲンとエコーで早期に判断できます。

💡 覚えておきたい4つのこと

  • 「成長痛?」と迷うときは整形外科で確認するのが一番
  • 運動後のストレッチとアイシングは強い味方
  • 姿勢や運動習慣は将来の体づくりに直結する
  • 成長期にしか起こらない病気もあります。早めの受診が変形の進行を防ぐうえで大切です