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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

湿布の正しい使い方と選び方

Pain Relief Patches Guide
テープ剤 vs パップ剤、冷湿布 vs 温湿布の違い

湿布には大きく分けて2つの世代があります。
第一世代は温感・冷感で痛みを和らげるマイルドなタイプ。
第二世代(NSAID配合)痛み止め成分が皮膚から浸透して炎症を抑えるタイプです。貼り薬でも成分は体内に吸収されるため、胃腸や腎臓への負担、喘息発作の誘発が起こることがあります。
また形状にもテープ剤(薄くて剥がれにくい)とパップ剤(厚くて水分を含む)があり、貼る場所によって使い分けます。

1
痛みの原因で世代を選ぶ

軽い痛みには第一世代、炎症を伴う痛みにはNSAID配合(第二世代)を

2
急性 vs 慢性で温冷を選ぶ

打撲・捻挫の直後は冷湿布。慢性の肩こり・腰痛には温湿布が向いています

3
貼る場所で形状を選ぶ

肩・肘・膝など動く部位はテープ剤、背中・腰など広い部位はパップ剤

4
皮膚の状態に注意する

皮膚が弱い方はフェルビナクテープなど刺激の少ないものを選びましょう

💥
打撲・捻挫の直後 → 冷湿布
😣
肩こり・慢性腰痛 → 温湿布
🦵
膝や肘の痛み → テープ剤(剥がれにくい)
🔴
広い範囲の腰痛 → パップ剤(広く貼れる)
🔥
炎症が強い痛み → NSAID配合湿布(ロキソニンテープ・モーラステープ等)
🩹
ロキソニンテープ
ロキソプロフェン配合。光線過敏が少なく広く使いやすい。1日1回貼替
🩹
モーラステープ
ケトプロフェン配合。光線過敏症に注意(使用中〜剥がした後少なくとも4週間は遮光)。光線過敏症の既往・アスピリン喘息・妊娠後期の方は使用できません
🩹
フェルビナクテープ
フェルビナク配合。皮膚刺激が少なく、肌が弱い方にも使いやすい
❄️
冷湿布(第一世代)
ハッカ油の冷感で気持ちいい。打撲・捻挫の初期に。鎮痛作用はマイルド
♨️
温湿布(第一世代)
唐辛子成分で温かい。肩こりや慢性腰痛に。血行を促進します
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テープ vs パップ
テープ剤は薄く動く部位向き。パップ剤は厚く水分を含み広い部位向き

4つのルールを守って効果的に使いましょう

①貼る前に皮膚を清潔にする ②貼りかえの回数は製品によって異なります(ロキソニンテープ・モーラステープは1日1回、フェルビナクなどは1日2回) ③入浴前に剥がし、風呂上がりはよく乾かしてから新しいものを貼る ④赤み・かゆみ・水ぶくれが出たら使用を中止して受診。長時間の連続使用は皮膚炎の原因になります。

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モーラステープの「光線過敏症」に注意!
モーラステープ(ケトプロフェン)は、使用中は天候にかかわらず、貼った部分を衣服やサポーターで覆って紫外線を避けてください(白色や薄手の生地は紫外線を通します)。剥がした後も少なくとも4週間は同じ注意が必要で、数日〜数か月後に症状が出ることもあります。過去に光線過敏症を起こした方、アスピリン喘息の方、妊娠後期の方には使用できません。ロキソニンテープにはこのリスクがほぼありません。

💡 覚えておきたいこと

  • 急性の怪我には冷湿布、慢性の痛みには温湿布が基本
  • モーラステープは使用中および剥がした後4週間、貼った部分を衣服等で覆って紫外線を避ける(曇りの日も)
  • 飲み薬との併用は医師に相談しましょう
  • 喘息(解熱鎮痛薬で発作が出たことのある方)や妊娠中の方は、使えない湿布があります。必ず医師・薬剤師にお伝えください
  • 湿布で改善しない痛みは、原因を調べて適切な治療を受けましょう