Pain Medication Overview
整形外科でよく出る8つの薬を、痛みのタイプで整理
痛みには炎症性・神経性・慢性などタイプがあり、薬はそれぞれ得意分野が違います。
「効かないからもう一錠」ではなく、痛みの種類に合った薬を選ぶのが基本です。
当院では腎機能・胃・肝臓の状態と既往歴を確認しながら、副作用の少ない組み合わせを選ぶようにしています。
関節・筋肉の炎症が中心 → ロキソニンなどNSAIDsが第一選択
セレコックス(胃への負担が比較的少ない)またはカロナール(腎・胃への負担が比較的少ない)を選ぶ
NSAIDsは効きにくい → リリカ・タリージェなど神経障害性疼痛に使う薬
トラマール・トラムセットなどオピオイド系で症状コントロール
多くは弱い薬から開始し、効果と副作用を見ながら強さや種類を調整します。神経痛は最初から専用薬が必要なことも。1〜2週間ごとに評価し、合わない場合は無理に続けずに切り替えます。「効かない」と感じたら、自己増量せず必ず相談してください。
薬を始める前に伝えてほしいこと。
① 腎臓・肝臓の病気の有無/② 胃潰瘍・血液をサラサラにする薬の使用/③ 高齢者は転倒リスクのある眠気の出る薬を控える/④ 妊娠の可能性。これらの情報があれば、副作用を最小限にしながら効く薬を選べます。