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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

遷延癒合・偽関節

Nonunion / Delayed Union
骨折がなかなかくっつかない?その原因と対処法

遷延癒合(せんえんゆごう)は、骨折後に骨がくっつく方向には向かっているものの、通常より治りが遅れている状態です。
偽関節(ぎかんせつ)は、骨折部が癒合せず、関節のように動いてしまう状態です。
いずれも放置せず、適切な治療を行うことが重要です。

1
骨折部の血流が不十分

骨折した場所の血の巡りが悪いと、骨を作る細胞に十分な栄養が届きません

2
骨折部が不安定

骨折した部分が十分に固定されていないと、骨がくっつきにくくなります

3
全身的な要因が影響

喫煙、栄養不足、骨粗しょう症などが骨の回復を妨げます

🚬 喫煙 🦴 骨粗しょう症 🥗 ビタミンD不足 🔄 繰り返しの負荷 🩸 糖尿病 🦠 骨折部の感染
📅
骨折後3〜6ヶ月以上経っても痛みが続く
😣
骨折した場所が動くと痛い
🔄
骨折部にグラつき・不安定感がある
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レントゲンで骨がつながっていない
🔊
超音波骨折治療
オステオトロンVで低出力超音波を照射。原則として連日、1日20分。医師の指示のもとご自宅で継続していただく場合もあります。難治性骨折など算定要件を満たす場合に保険適用
💉
PRP治療
自分の血液から血小板を濃縮して骨折部に注入する自費診療。有効性が確立した治療ではなく、痛み・腫れ・感染などのリスクもあります
🦺
固定・装具療法
骨折部の安定性を確保して骨癒合を促します
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手術療法
偽関節では骨移植や、プレート・髄内釘など固定方法の変更といった手術が中心的な選択肢になります。当院は手術施設ではないため提携医療機関へご紹介します
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早期の介入で改善が期待できるケースが多いです

遷延癒合は適切な治療介入で改善が期待できるケースが多いとされています。PRP治療は効果が確立した治療ではありません。偽関節の場合は手術が必要になることもあります。骨折の部位や状態に応じて、治療法を組み合わせて対応します。

💡 知っておいてほしいこと

  • 骨折後3ヶ月以上痛みが続く場合は整形外科に相談を
  • 喫煙は骨の回復を大きく妨げます。禁煙を心がけましょう
  • カルシウム・ビタミンDなど骨の栄養を十分に摂りましょう
  • 超音波治療は、ペースメーカなど植込み型の電子装置を使用している方、心臓に障害のある方、悪性腫瘍のある方などは受けられません
  • 「いつか治るだろう」と放置せず、早めに専門医にご相談ください