🔴
🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

腰部脊柱管狭窄症

Lumbar Spinal Canal Stenosis
歩くと足がしびれる「間欠性跛行」が特徴

背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなって、中を通る神経が圧迫される病気です。
特徴的なのは間欠性跛行(かんけつせいはこう)で、しばらく歩くと足がしびれて歩けなくなりますが、少し前かがみで休むと楽になり、また歩けるようになります。
高齢者に多い腰の病気です。

1
加齢で脊柱管のまわりが変形

骨や靭帯が肥厚し、椎間板が膨らんで脊柱管が狭くなります

2
神経が圧迫される

狭くなった脊柱管の中で神経が締め付けられます

3
立って歩くと症状が出る

立位や歩行で脊柱管がさらに狭くなり、足のしびれや痛みが出ます

4
前かがみで楽になる

前かがみになると脊柱管が広がり、神経の圧迫が和らぎます

👴 高齢者 🔴 腰の変性
🚶
しばらく歩くと足がしびれて歩けない
🧎
前かがみで休むと楽になり、また歩ける
お尻から足への痛み・しびれ
😣
腰の重だるさ・こわばり
💊
痛み止め
ロキソニンやカロナールで痛みを軽減します。ロキソニンは胃・十二指腸潰瘍のある方、解熱鎮痛薬で喘息発作が出たことのある方(アスピリン喘息)には使用できません
神経痛治療薬
タリージェやリリカでしびれや神経痛を和らげます
🩸
オパルモン
血流を改善し、歩ける距離を伸ばすサポート。血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は必ずお知らせください
🏋️
リハビリ
体幹・お尻の筋力強化と楽な歩き方の指導
💉
神経ブロック注射
薬で改善しない場合に神経の近くに薬を注射
🔬
手術療法
保存療法で改善しない場合に脊柱管を広げる手術。当院は手術施設ではないため提携医療機関へご紹介します
🌿

薬とリハビリの組み合わせで改善が期待できます

2〜4週間で薬の効き目を判定し、改善が見られたら量を調整していきます。薬物療法とリハビリを組み合わせて取り組むと、改善を実感しやすくなります。改善が乏しい場合は神経ブロックや手術を検討します。

🚨

すぐに受診が必要な症状
足の急激な筋力低下、排尿や排便の異常、会陰部の感覚障害がある場合は「馬尾神経症候群」の可能性があり、緊急の対応が必要です。

💡 日常生活のコツ

  • カートや自転車(前かがみ姿勢)は症状が出にくいです
  • リリカ・タリージェは眠気やめまいが出ることがあり、服用中の運転は控えてください。飲み方の調整は自己判断せず医師にご相談を
  • 体幹とお尻の筋力トレーニングを続けましょう
  • 歩ける距離がどんどん短くなる場合は、早めにご相談ください