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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

ロキソニンとカロナールの違い

Loxonin vs Calonal
2大痛み止め、仕組みも副作用もこんなに違います

ロキソニンカロナールはどちらも痛み止めですが、仕組みがまったく違います
ロキソニンは炎症を抑えて痛みを取るタイプ(NSAID)で、腫れや炎症がある痛みに強力です。
カロナールは脳に働きかけて痛みを感じにくくするタイプ(アセトアミノフェン)で、胃への負担が比較的少ないのが特徴です。
それぞれに向いている場面と注意点があります。

1
ロキソニン → 患部で炎症を抑える

COX酵素を阻害し、痛みと炎症の原因物質(プロスタグランジン)の産生をブロック

2
カロナール → 脳で痛みの感覚を下げる

中枢神経系に作用し、痛みの信号を弱めます。炎症を抑える力は弱い

3
効果の強さが違う

ロキソニンは強力で30分〜1時間で効果。カロナールは穏やかで1〜2時間で効果

4
副作用のタイプが違う

ロキソニンは胃・腎臓に注意。カロナールは肝臓に注意(過量摂取時)

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腫れ・炎症がある痛み → ロキソニン
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高齢者・胃が弱い方 → カロナール
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妊娠中 → カロナール(主治医に相談のうえで使用)
すぐに強い痛みを止めたい → ロキソニン
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長期間の慢性痛の管理 → カロナール(副作用リスクが比較的低い。ただし1日1500mgを超える量を長く続ける場合は定期的な肝機能検査が必要です)
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ロキソニン:効果
強力。炎症を伴う痛みに効果的。30分〜1時間で効く。持続4〜6時間
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カロナール:効果
穏やか。軽〜中程度の痛みに適する。1〜2時間で効く。持続4〜6時間
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ロキソニン:副作用
胃痛・胃潰瘍・消化管出血のリスク。腎機能障害。胃・十二指腸潰瘍のある方、重い腎障害のある方には使用できません
カロナール:副作用
胃への負担が比較的少ない(消化性潰瘍のある方は悪化のおそれ)。ただし過量で肝機能障害のリスク
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ロキソニン:用量
1回60mg、1日最大180mg(3回)。食後に服用
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カロナール:用量
1回300〜1000mg、1日総量4000mgまで。間隔は4〜6時間以上
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痛みの原因と体の状態に合わせて選びましょう

炎症が強い急性の痛みにはロキソニン、胃や腎臓に不安がある方や慢性痛にはカロナールが向いています。どちらも効果の持続は4〜6時間で同じですが、仕組みと副作用のタイプが異なります。2つを併用するかどうかは医師が判断します。自己判断での併用は避け、迷ったら医師にご相談ください。

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自己判断での併用はしないでください。
ロキソニンとカロナールは仕組みが異なるため、痛みが強いときには医師の判断で組み合わせて使うことがあります。ただし自己判断での併用は、飲む量が過剰になったり副作用のリスクが増えたりするおそれがあります。また、ロキソニンは15歳未満には使えません。ロキソニンは妊娠後期の方には使用できません(胎児の動脈管が収縮するおそれがあるため)。妊娠中の使用は時期にかかわらず自己判断せず、必ず主治医にご相談ください。

💡 覚えておきたいポイント

  • 腫れている痛み → ロキソニン、腫れていない痛み → カロナール
  • ロキソニンは食後に。空腹時は胃を傷めやすい
  • カロナールは飲酒後の服用は避けましょう(肝臓への負担)
  • どちらも「痛みを和らげる薬」。原因の治療を並行して進めることが大切です