Icing or Heating
ケガや痛みの初期対応、間違えると逆効果になることも
ケガや痛みが起きたとき、冷やすべきか温めるべきか迷ったことはありませんか?
基本的なルールはシンプルです:腫れて熱い→冷やす。熱はないがこわばる→温める。
この判断を間違えると回復が遅れたり、症状が悪化することがあります。
急性期の腫れ・熱感には冷却、慢性のこわばりには温熱が基本です。なお近年は、けが直後もしっかり保護しつつ痛みのない範囲で早めに動かし始める POLICE や PEACE & LOVE という考え方が広まっており、冷却は主に痛みをやわらげる目的で行うものと位置づけられています。
腫れている?熱い?赤い?ズキズキする?→ YES なら「冷やす」
熱はないけど動かしにくい、筋肉が硬い → 「温める」
運動直後の腫れや痛み → まず「冷やす」。運動前の準備 → 「温める」
受傷直後〜72時間は冷却。熱感が引いたら温熱に切り替えます
初期対応を正しく行うことは、その後の回復に大きく関わります。ケガの直後48〜72時間の冷却は、主に痛みをやわらげ、腫れを抑える目的で行います(長時間・長期間は続けません)。温熱は血行を促し、リハビリやストレッチを行いやすくします。判断に迷ったら整形外科にご相談ください。
こんな場合はすぐに受診してください。
体重をかけられないほどの腫れ・内出血の拡大、関節がロッキングする(動かなくなる)、睡眠を妨げるほどの痛み、発熱を伴う症状がある場合は、骨折や靭帯断裂の可能性があります。自己判断で冷やす・温めるだけに頼らず、早めに受診してください。