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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

冷やす?温める?応急処置の基本

Icing or Heating
ケガや痛みの初期対応、間違えると逆効果になることも

ケガや痛みが起きたとき、冷やすべきか温めるべきか迷ったことはありませんか?
基本的なルールはシンプルです:腫れて熱い→冷やす。熱はないがこわばる→温める
この判断を間違えると回復が遅れたり、症状が悪化することがあります。
急性期の腫れ・熱感には冷却、慢性のこわばりには温熱が基本です。なお近年は、けが直後もしっかり保護しつつ痛みのない範囲で早めに動かし始める POLICEPEACE & LOVE という考え方が広まっており、冷却は主に痛みをやわらげる目的で行うものと位置づけられています。

1
患部を触ってみる

腫れている?熱い?赤い?ズキズキする?→ YES なら「冷やす」

2
熱感はないが硬い・こわばる?

熱はないけど動かしにくい、筋肉が硬い → 「温める」

3
運動直後に痛み・腫れが出た?

運動直後の腫れや痛み → まず「冷やす」。運動前の準備 → 「温める」

4
受傷から48〜72時間が分かれ目

受傷直後〜72時間は冷却。熱感が引いたら温熱に切り替えます

💥
捻挫・打撲の直後 → 冷やす
😣
慢性的な肩こり・腰痛 → 温める
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運動後の腫れ・痛み → 冷やす
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リハビリ前の準備 → 温める
ぎっくり腰の直後 → まず冷やす。熱感が引いたら温めに切り替え
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冷やし方
氷嚢やアイスパックを薄いタオル越しに当てる。1回15〜20分、1〜2時間ごとに繰り返す
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温め方
入浴、蒸しタオル、カイロ(直貼りNG)を10〜20分。じんわり温まる程度に
⏱️
冷却は30分以内
30分以上の連続冷却は凍傷のリスク。必ず休憩をはさみましょう
🌡️
温熱は熱すぎに注意
感覚が鈍い部位は低温やけどに注意。心地よい温かさが適切です
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冷湿布と温湿布
冷湿布は急性期に、温湿布は慢性期に。NSAID配合のものは炎症を抑える効果も期待できます。ケトプロフェン配合のもの(モーラステープ等)は光線過敏症に注意が必要で、使用中〜剥がした後少なくとも4週間は天候にかかわらず遮光してください
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切り替えのタイミング
腫れ・熱感が引いたら冷却→温熱に切り替え。目安は受傷後48〜72時間
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迷ったら「腫れて熱い→冷やす」「こわばる→温める」

初期対応を正しく行うことは、その後の回復に大きく関わります。ケガの直後48〜72時間の冷却は、主に痛みをやわらげ、腫れを抑える目的で行います(長時間・長期間は続けません)。温熱は血行を促し、リハビリやストレッチを行いやすくします。判断に迷ったら整形外科にご相談ください。

🚨

こんな場合はすぐに受診してください。
体重をかけられないほどの腫れ・内出血の拡大、関節がロッキングする(動かなくなる)、睡眠を妨げるほどの痛み、発熱を伴う症状がある場合は、骨折や靭帯断裂の可能性があります。自己判断で冷やす・温めるだけに頼らず、早めに受診してください。

💡 覚えておきたい4つのルール

  • 腫れて熱い → 冷やす(アイシング15〜20分)
  • 熱はないがこわばる → 温める(蒸しタオル・入浴10〜20分)
  • 冷却は直接氷を当てず、必ずタオル越しで
  • 腫れ・熱感が続いているうち(受傷直後〜数日)は温めない(腫れや痛みが強くなることがあります)
  • 判断に迷ったり、痛みが引かない場合は整形外科へ