Hand Disorders & Equol
更年期以降の「手指の痛み・しびれ」とホルモンの関係
更年期以降の女性に手指の痛みやしびれが増えることが知られています。
これはエストロゲン(女性ホルモン)の減少が関係していると考えられています。
ヘバーデン結節・ブシャール結節・ばね指・手根管症候群・母指CM関節症などが代表的な疾患です。
エクオールという成分について、手指の変形性関節症で症状の緩和に役立つ可能性が研究されています(エクエルは医薬品ではなく食品です)。
閉経前後にエストロゲンの分泌量が大きく減ります
関節や腱にあるエストロゲン受容体にエストロゲンが十分に作用しなくなり、組織が腫れやすくなります
指の関節の腫れ・痛み、ばね指、しびれなどが出現します
手指の変形性関節症のある更年期前後の女性で、3ヶ月間のエクオール摂取により手指の機能や痛みの改善が報告されています。ただしプラセボとの比較を行っていない予備的な研究で、効果を確かめるにはさらに検証が必要です。日本人の約半数はエクオールを腸内で作れる菌を持っており、作れない方はサプリメントで補うという選択肢があります。
エクオールとは?
大豆に含まれるイソフラボンが腸内細菌によって変換されてできる成分です。エストロゲンに似た働きをし、更年期の手指の症状を和らげる可能性があります。食事だけでは十分な量を摂れない場合もあるため、サプリメントの活用も選択肢です。