🏥
🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

骨折後の仕事復帰ガイド

Fracture Return to Work
部位別・職種別の復帰目安と早期回復のコツ

骨折後の仕事復帰時期は、骨折の部位仕事の種類によって大きく異なります。
デスクワークなら比較的早く復帰できますが、肉体労働は骨が十分にくっつくまで待つ必要があります。
無理な早期復帰は骨折の治りを遅くしたり、再骨折のリスクがあります。
主治医の指示に従い、段階的に復帰することが大切です。

1
固定中もリハビリを行う

ギプスで固定中でも動かせる関節は積極的に動かし、筋力低下を防ぎます

2
固定解除後はリハビリを継続

関節の可動域と筋力を回復させるリハビリが、復帰を早めることにつながります

3
段階的に仕事に戻る

時短勤務やデスクワークから始め、徐々に元の業務に戻していきます

4
主治医の診断書をもとに職場と相談

復帰のタイミングや業務内容の調整を職場と共有します

🖐️
手首骨折 → デスクワーク1〜2週、肉体労働6〜8週以上
🦶
足首骨折 → デスクワーク2〜3週、立ち仕事6〜8週
🦴
肋骨骨折 → デスクワーク1〜2週、肉体労働4〜6週
🔴
腰椎圧迫骨折 → デスクワーク3〜4週、肉体労働8〜12週以上
⚠️
個人差があります。必ず主治医の判断に従ってください
🏋️
リハビリテーション
早期から開始し、関節の可動域と筋力を回復させます
🔊
超音波骨折治療
難治性骨折・治癒遅延や四肢の手術後などで、算定要件を満たす場合に保険適用。低出力超音波で骨の癒合を後押しします。自宅で1日20分
💊
適切な鎮痛管理
痛みをコントロールしてリハビリの効率を上げます
🥛
栄養管理
カルシウム・ビタミンD・たんぱく質を十分に摂取
📋
診断書の作成
職場への提出用の診断書・意見書を作成します
🏥
労災対応
仕事中の骨折は労災保険の対象となる場合があります。治療費の給付と休業補償を受けられます
💡

焦らず段階的に復帰することが、結果的に早い復帰につながります

無理な早期復帰は骨の治癒を遅らせたり、再骨折のリスクがあります。固定中からのリハビリ、適切な栄養管理を組み合わせることで、安全かつ早期の復帰をサポートします(超音波骨折治療は適応と算定要件を満たす場合に併用します)。仕事中の骨折は労災保険の対象となる場合があり、治療費の給付と休業補償(給付基礎日額の8割)を受けられます。

💰

仕事中・通勤中の骨折は労災保険の対象となる場合があります。
労災と認定されると、治療費は自己負担なく給付されます。仕事を休んだ場合は、休業4日目から「給付基礎日額」(直前3ヶ月の賃金から計算する1日あたりの金額。ボーナスなどは含みません)の8割が支給されます。内訳は休業補償給付が6割、休業特別支給金が2割です。最初の3日間(待期期間)は労災からの支給がなく、仕事中のケガ(業務災害)であれば事業主が平均賃金の6割を補償します。手続きに必要な書類は当クリニックで作成できますので、お気軽にご相談ください。

💡 復帰に向けて大切なこと

  • 固定中でもリハビリを続けましょう(動かせる部位は動かす)
  • カルシウム・ビタミンD・たんぱく質をしっかり摂りましょう
  • 復帰時期は主治医と相談し、診断書をもとに職場と調整を
  • 仕事中の骨折は労災申請を忘れずに。当院で書類を作成できます