Hip Fracture
高齢者の転倒で起こりやすい「太ももの付け根の骨折」
太ももの骨(大腿骨)の付け根部分が折れる骨折です。
頸部骨折は関節の内側で起こり、血流が乏しく骨がくっつきにくいうえ、ずれが大きいと大腿骨の骨頭が壊死してしまうことがあります。
転子部骨折は関節の外側で起こり、血流が良いため比較的骨がくっつきやすいです。
高齢の方の転倒が主な原因で、早期の治療が非常に重要です。
加齢やホルモンの変化で骨密度が低下しています
高齢者では足がもつれたり、つまずいて転ぶことが多いです
もろくなった骨が衝撃に耐えきれず折れてしまいます
全身状態が許すかぎり早く手術を行うこと(可能であれば受傷・入院から48時間以内が目安とされています)、そして手術で骨折部が安定したら早い段階から荷重や歩行の練習を始めることが大切です。数日間の寝たきりでも肺炎や認知機能の低下など深刻な合併症が起こりうるためです。
寝たきりの期間が長引くと合併症のリスクが高まります。
肺炎、膀胱炎、褥瘡(じょくそう)、認知症の進行など、深刻な合併症につながることがあります。そのため早期の手術と早期のリハビリ開始が非常に重要です。