🦴
🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

大腿骨頸部・転子部骨折

Hip Fracture
高齢者の転倒で起こりやすい「太ももの付け根の骨折」

太ももの骨(大腿骨)の付け根部分が折れる骨折です。
頸部骨折は関節の内側で起こり、血流が乏しく骨がくっつきにくいうえ、ずれが大きいと大腿骨の骨頭が壊死してしまうことがあります。
転子部骨折は関節の外側で起こり、血流が良いため比較的骨がくっつきやすいです。
高齢の方の転倒が主な原因で、早期の治療が非常に重要です。

1
骨粗しょう症で骨がもろくなる

加齢やホルモンの変化で骨密度が低下しています

2
転倒などの衝撃が加わる

高齢者では足がもつれたり、つまずいて転ぶことが多いです

3
太ももの付け根が骨折する

もろくなった骨が衝撃に耐えきれず折れてしまいます

👵 高齢者 🦴 骨粗しょう症 ⚡ 転倒
😣
股関節(足の付け根)の強い痛み
🚫
立てない・歩けないことが多い(歩ける場合もあります)
👆
股関節を押すと痛い
🦵
痛い側の足を持ち上げられない
🔩
骨接合術
転子部骨折や、ずれの少ない頸部骨折で、金属のネジやプレートで骨を固定します。当院は手術施設ではないため提携医療機関へご紹介します
🦴
人工骨頭挿入術
頸部骨折でずれが大きい場合に、人工の骨頭に置き換えます。当院は手術施設ではないため提携医療機関へご紹介します
🏋️
早期リハビリ
術後できるだけ早く立つ・歩くトレーニングを開始
💊
骨粗しょう症治療
次の骨折を防ぐため骨を強くする治療を行います

早期手術と早期リハビリが回復のカギです

全身状態が許すかぎり早く手術を行うこと(可能であれば受傷・入院から48時間以内が目安とされています)、そして手術で骨折部が安定したら早い段階から荷重や歩行の練習を始めることが大切です。数日間の寝たきりでも肺炎や認知機能の低下など深刻な合併症が起こりうるためです。

🚨

寝たきりの期間が長引くと合併症のリスクが高まります。
肺炎、膀胱炎、褥瘡(じょくそう)、認知症の進行など、深刻な合併症につながることがあります。そのため早期の手術と早期のリハビリ開始が非常に重要です。

💡 転倒予防と早期対応のために

  • 家の中の転倒リスクを減らしましょう(マット除去、手すり設置)
  • 転倒後に起き上がれない場合はすぐに救急受診を
  • 骨粗しょう症の検査と治療を受けましょう
  • 「たかが転倒」と思わず、痛みがあれば早期の受診を