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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

二分膝蓋骨

Bipartite Patella
成長期に多い「膝のお皿が分かれている」状態

膝のお皿(膝蓋骨)は、もともと赤ちゃんのときにいくつかの骨の元(骨化核)が成長とともに1つにくっつきます。
ところが、それが完全にくっつかず2つ以上に分かれたまま残ることがあります。これが二分膝蓋骨です。
約0.2~2%の人にみられ、多くの方は痛みなく一生を過ごしますが、スポーツなどで分かれ目に炎症が起こると痛みが出ます。

1
成長期に骨化核がくっつかない

胎児期~成長期にかけて、骨化核が完全に癒合しきらず分離したまま残ります

2
スポーツや膝の使いすぎ

ジャンプやダッシュなど膝を酷使する動作で、分離部が繰り返しこすれます

3
分離部に炎症が起こる

繰り返しの刺激で分かれ目の周囲に炎症が生じ、痛みが出ます

⚽ スポーツ 🧒 中高生 💥 外傷
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膝のお皿の周りが痛い
🏃
ジャンプの着地やダッシュ後に悪化
👆
お皿の外上あたりを押すと痛い
💤
休むと楽になるが運動再開で再発
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安静・活動調整
痛みを出す動作を控え、4~12週間かけて回復
🧊
アイシング
運動後に患部を冷やして痛みをやわらげます
🧘
ストレッチ
大腿四頭筋のストレッチで膝蓋骨への牽引を軽減
🏋️
筋力トレーニング
股関節・体幹を強化して膝への負担を分散
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多くは保存療法で症状が落ち着き競技復帰が期待できます

保存療法を4~12週間続けることで多くの方が改善し、スポーツに戻れます。リハビリで大腿四頭筋や股関節の機能を整えることが、再発防止のカギです。

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3か月以上の保存療法を続けても改善しない場合に手術を検討します。多くの方は保存療法で症状が落ち着きます。
分離した骨片を取り除く手術(分離片切除術)や、固定する手術(内固定術)があります。骨折との鑑別のためにも、自己判断せず早めに受診しましょう。

💡 覚えておきたい3つのこと

  • レントゲンで見つかっても、痛みがなければ治療が必要ないことがほとんどです
  • 痛みが出たら無理をさせず、早めに受診しましょう
  • 膝蓋骨骨折やオスグッド病との区別が大切です。自己判断は禁物