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🏥 豪徳寺整形外科クリニック / 患者さん向け資料

慢性アキレス腱炎

Chronic Achilles Tendinitis
3ヶ月以上続く「アキレス腱の痛み」の原因と対策

ふくらはぎと踵の骨をつなぐアキレス腱に、3ヶ月以上続く痛みがある状態です。「腱炎」という名前がついていますが、慢性期は強い炎症というより腱そのものの変性が主体と考えられています。
繰り返しの負荷で腱のコラーゲン繊維に微小な断裂が蓄積し、修復が追いつかずに慢性化します。
アキレス腱は血流が少ないため回復に時間がかかりやすく、30〜60歳の市民ランナーや立ち仕事の方に多く見られます。

1
使いすぎで微小損傷が蓄積

ランニングやジャンプの繰り返しで腱に小さな傷が少しずつたまります

2
血流が少なく修復が追いつかない

アキレス腱は血行が乏しいため、傷の回復が遅れます

3
腱が変性して慢性化する

腱のコラーゲンが劣化し、痛みが3ヶ月以上続く慢性状態に

🏃 オーバーユース 🦵 ふくらはぎの硬さ 🦶 扁平足 👴 加齢 🚬 喫煙
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朝一番の一歩でアキレス腱が痛い
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運動後に踵の後ろが痛む・腫れる
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踵部分を押すと痛い
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3ヶ月以上痛みが続いている
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エキセントリック運動
踵を下げる運動を12週間継続。治療の柱となる運動療法です
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ストレッチ
ふくらはぎの柔軟性を維持し、腱への負担を軽減
🦿
ヒールリフト・インソール
踵を持ち上げてアキレス腱にかかる負担をやわらげます(効果の出方には個人差があります)
体外衝撃波治療
腱の血流や修復反応を促すとされます。アキレス腱は保険適用外のため当院では自由診療(1回3,000円・税込)。照射部位に一時的な痛み・赤み・腫れ・内出血がみられることがあります
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PRP療法
自己血小板の成長因子で修復を促す治療。ただし慢性アキレス腱症では偽注射と比べ明らかな有効性が示されておらず位置づけは限定的です。保険適用外(自費)
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消炎鎮痛薬
痛みが強い時期に短期間使用します
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負荷管理と運動の継続で多くの方に改善が期待できます

エキセントリック運動と段階的な負荷管理を継続することで、多くの方が改善しています。放置すると痛みが慢性化して腱の変性が進み、まれに断裂につながることもあります。3ヶ月以上痛みが続く場合は早めに受診してください。

💡 回復のために大切なこと

  • エキセントリック運動(踵下げ)を毎日続けましょう
  • ふくらはぎのストレッチを習慣にしましょう
  • 原因を取り除かなければ痛みは長引きます
  • 3ヶ月以上痛みが続く場合は、超音波検査で腱の状態を確認しましょう